風向きの初歩的な考え方 【図解付き】
category: 海事/大海戦
こんにちは、のびTです。

★★先月の祝辞★★
サンジさん、赤ちゃん誕生おめでとうございます^^
バルガスさん、大海戦での3日連続爵位おめでとうございます^^
さて、今回は戦闘中の風向きのお話です。
DOLの戦闘中に風向きを見るのって、中級者、上級者には当たり前のことなのかもしれませんが、そうでないプレイヤーにはなかなか高いハードルだと思います。
そこで、風向きに対して初歩的な考え方を書いていきます。
相手関係や戦況にも左右されるため、すべてのケースに当てはまるわけではないですが、基本的な思考としておけば 自分の行動に意味を持てて楽しくなる んじゃないかな~と思います。
※風を見るのが苦手な人は、前に書いたこちらで試してみるといいかもしれません。下のリンクの⑦に僕が試した方法を書いています。
DOL対人中級編 その2 『立ち回りとテクニック』
まずおさらいになりますが、相手に与えるダメージは、自分が風上から砲撃するのが一番高く、次いで風下、横風とダメージが下がっていきます。
横風からのダメージを100とすると、風下からが110、風上からが120となります。

水道管(水平射撃、弾道学、貫通)を入れて抜けクリを当てたのにダメージが1300くらいでがっかりするときがありますよね?
それは横風だったのかもしれません。
もし相手の位置が違って風上から撃てていれば1560のダメージで沈めていた可能性が高いのです。
相手の防御スキルにもよるため、横風だからといって一撃轟沈がないわけではないのですが、当然、期待値としては風上、風下(俗にいう“縦”)の方が上になります。
横風と風上では200~300のダメージの差がある、と念頭に置いておくのがいいと思います。
でも、沈められなくても相手の最大耐久を削られるし、横風で抜けクリを狙ってもいいのでは?
という疑問もあります。
実際、聞き分けの悪い僕はそう思っていましたw
もちろんダメとは言えませんが、横風での抜けクリ狙いが好ましくない例を挙げます。
5対5で戦闘が始まったとします。
ほどなくして近くの味方が白兵になり、自分がフリーですぐ抜けクリ位置につけるものの、狙う相手は横風状態。
この場合、抜けクリは狙わず他の味方についていく方が無難です。
なぜなら、ここで抜けクリを狙うとすると、このエリアにいるのは、敵1、味方2(自分と白兵中の味方)の3隻であり、他のところでは、敵4、味方3で戦っていることになるためです。

図にするとこうです。
①と②のどちらに行くかということですね。
① に行った場合、白兵中の敵艦は自分からは撤退せず白兵を継続させます。
すると、(図の右側では)味方の数的不利な状況が長引き、しかも、白兵が終ってクリティカルを当てたとしても沈める可能性は高くありません。
さらに、白兵中の味方と自分は風上に艦尾を向けている危険な状態。
横風状態の相手を狙う時は、自分が縦になって危険 というのも覚えておく必要があります。
(この状態で相手のフォローに捕まり、そのまま抜けクリで沈んだことが何度あることか…)
そう考えれば、味方を数的不利にせず、また、白兵中の味方の艦尾を守ることもできる②が最適な選択なのではないかと思います。
では、白兵相手が旗艦だったらどうなのか?
これも基本的には②へ行くと思いますが、状況に左右されます。
旗艦なら防御スキルが高い確率で入っているでしょうからまず落ちません。ただし、クリティカルを入れられれば最大耐久を減らせます。
相手関係や味方旗艦の状況によって判断するということになるのではないでしょうか。
味方旗艦がこちらに近づいてくるようなら、どうせ全艦が集まってきて1、2ターンくらいしかチャンスがないからクリ狙い継続でいい、コンボも入れてくれるかもしれない、とかね。
この場合、白兵中の味方のお尻が危ないんですけどねw
次に同数じゃなかったらどうでしょう。
こちらが数的不利であれば当然狙わずに味方旗艦のフォローにいかないといけません。
数的有利の場合であっても味方5-相手4くらいだと微妙です。
他の敵艦を縦風状態で白兵にするなど、他のところで条件の良い状況を作る方がいいのではないかと思います。
横風状態の相手を狙うのがあまり効率的ではない、ということをお分かりいただけたと思いますが、これは当然自分が狙われる側になるときも当てはまります。
白兵になりそうなら横風状態になるよう前もって舵を切っておく。
これを意識するだけでだいぶ生存率が上がるのではないかと思います。
と言っても、これがなかなか難しいんですよね^^;
もし身近なゆるめの模擬に出ることがあるなら、“一度でいい”ので、『常に横風状態で移動』というのを試してみるといいです。これやると意味がわかります。

KRJ(回避、二連弾防御、機雷除去発動状態)でこの移動をしていると、白兵後に抜けクリをくらってもそう簡単には落ちない(コンボは落ちますw)。
※この時、敵艦が近づいてきても、相手に向かって大きく舵を切ってはいけません。縦風になってしまうくらいなら直進で横風のままの方がいいです。
次に、自分に近づいてくる敵艦が縦で白兵になることが多くチャンスを作りやすい。

さらに、縦状態で白兵をしている敵艦を見つけやすく、クリ位置に移動しやすい。

最後に、(上の逆パターンですが)縦状態で白兵になっている味方を見つけやすく、すぐにフォローに行ける。

と、メリットだらけ^^
デメリットとすれば、同じところを行ったり来たりして味方の進路を邪魔したり、艦隊行動ができなくて気づいたら孤立してたとか、横風移動にばかり集中しててフォローを忘れたとか、そんなところですかねw
なので、試すのは“一度でいい”ですw
のびT
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