思い込みか老眼か
category: その他

「ふー、ただいまっと。
いやー、やっと中央引けて良かった。
副官のお前たちにも心配かけたな、でもこれでひと安心だ。」
「リミ兄…」
「うわっ、リミリミ!?
お前、ひとんちで何やってんだ!?
そもそもなんで家に入れんだよ!鍵開いてたのか!?」
「そんなん、そこにいるリミ兄んとこの いごたんに前に合鍵作ってもらったからに決まってるじゃない
『うちのアネット姉紹介してあげる』って言ったら一発だったわよー」

「はあああ?おい、イゴール、って逃げやがった…
おいお前らとっ捕まえてこい!事情は後でじっくり聞こう。
んで、リミリミ、お前うちで何やってんだ?ってお前飲んでるのか?」
「そうよ!リミ兄のせいで今日の女子会で恥かいたのよ!どーしてくれんのよ!」
「女子会って・・・」
「そんなことより、レガシー中央引いたんでしょ!どっち行ってたのよ!」
「ん、おお、もう噂になってたか、照れるな…///
うむ、初到達だ!ハルカリに行ってきたぞ!
うっかり考古学者で行って隕石は取れなかったけどな、まぁこれも冒険者としてはご愛機だな、ははは」
「それよ!!!」
「なんだ?あ、あれか、お前羨ましいのか。
しかたないやつだな、お前もいつかきっと中央引け…」
「とっくのとうに中央なんて引いたわよ!
リミ兄がかわいそうだから黙ってようって、LIM兄と話し合って内緒にしてただけよ!」
(内緒にしとこうという話し合いはこちら)
「な…」
「今さらビックリしてんじゃないわよ!」
「ああ、スマン…てことはあれか?
長兄の私が中央引けてなくて、恥をかかされたのか?
それは申し訳なかったな。
だがもう安心だ、これで私もレガシーハンターの仲間入りだからな」
「相変わらずズレてる!
お兄、どこ行ったって言った?」
「ん?いやだから、ハルカリ…」
「それえええええ!ハルカリ!
ちがあああああああああう!!!
ハ・リ・カ・ル!!!!」
「は…?」
「あんた、今までずうぅーっと言い間違えてんのよ!
頭領のあんたがそれだから、一族全員言い間違えてたの!!
もちろん副官たちも巻き込んで!
今日、アネット姉と散々からかわれて恥かいたわよ!」
「なん…だと…?
いや、しかし…。
ホントだ…ハリカルナッソス…なのか…」
「どうせメルカリに引っ張られて脳内で勝手に思い込んでたんでしょ。
アネット姉は『老眼じゃないか』って心配してたけどそれも含めてよね。
ホントこんなのが一族のトップなんて情けなくて泣けてくるわ。」

「ぐぬぅ…
しかし、アチャ(アミーゴ茶のこと:サリバン姉妹命名)ではメンバー誰も突っ込んでなかったぞ?」
「そりゃ皆んな気のいい大人だからそっとしておいてくれたんでしょう。
今日の女の子たちは『オヤジギャグなら笑えないわね』ってバッサリよ。
ああ、しゅんす提督とかだいご提督あたりはお兄と同年代だから、何も気付いてないか同じく老眼でよく見えてない可能性はあるわね、悪いけど。」
「…」
「まぁ、お兄のそーゆーところは今に始まったわけじゃないし今さら?って感じだけど、ホント今日は恥かいたわー。」
「スマン…」
「いいわよ、もう。
あ、でもね、今回のこと結構みんな知ってるわよ。
この前、あたしとLIM兄で飲んだ時、あたしらも酒場で思いっきりハルカリ連呼してたから。
今日のもそこから噂が流れてきてたみたい。
しばらくは周囲の目が気になるわねぇ。」
「はぁ…一族に訂正の回覧板作るわ…」
「あ、それなら、これは私は気づいて言わなかっただけだけど、もう一つ追加しといて。」
「まだあるのか?」
「うん、お兄さ、レガシーで貯まるポイント、何?」
「え…、ス、スフィア…?」
「それ、正解はソフィアだから。おおかたFF10でしょ、引っ張られてんの。
ユウナとか好きだったもんねー」

「どっちかっていうとルールーの方が色っぽ…」

「そーゆーことじゃないでしょ。
気持ちは分かるけどさー、ファーストインプレッションで思い込むの、ホントやめときなねー」
「ハイ…」
「んじゃ、あたし帰るわ。
今回のお詫びはそうねぇ、あ、このあいだ珍しくミスっちゃってさー変性シュミネ無くしちゃったのよー。
LIM兄にまた作ってもらうんだけど、材料諸々よろしくー、もちろんフォロー込みでねー。
アネット姉いこー。帰って飲み直ししましょ!」

「船長、お疲れさまでした
しかし、ご自分の非を最後の最後にねじ込むのはいかがなものかと・・・」
「いーのいーの、シュミネの件はさすがにあたしもちょっとヤバいかなーって思ってたから、あんな感じでどさくさに紛れて言ったんだから」
「確かに茫然自失としてあんまり理解しておられないようでしたが・・・」
「兄貴たちが聞いたことが大事なんじゃなくて、あたしが報告したって事実が大事だからいーのよぅ
実際、シュミネの件より言い間違えのほうがあたしにとっては恥ずかしかったしねー」
「それはまあ確かに・・・」
「さーて、次はLIM兄ね
説得してシュミネをまた作らせないとねー」
「リミ族で唯一錬金やってるだけあって、頭は切れる方のようですが・・・」
「まー海事のほうにはその頭は向いてないからなんとかなるっしょ!
いざとなれば切り札きって押し通すから平気よう」
「わたしはシュミネの現場にはいませんでしたからね
船長がお兄様に叱られたとしても火の粉が被らないようにさせていただきます」
「あーら冷たいのねー
まいいわ、とりあえず飲みなおしましょ、話はそれからよ」
「はいはい・・・」
今回話題にした言い間違え、もとい思い込みは、前の記事を書いてる途中くらい、帰宅する車の中で気づきましたw
なので前回の記事は訂正しておりませんが途中から「ハリカル」という単語自体を登場させてないはずですw
あー恥ずかしいわw
でも自分で気づいたからセーフ!!!
でも同じような思い違い仲間が他にもいるはず!!(っていうか居てください!!)
この前、アルスさんからこのテイストの記事を誉められたので、下書きしてあった記事をアップしましたw
次があるとしたら、シュミネを巡っての兄妹バトルかなー
ではまたw
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Comments
ご心配ありがとう。しかし、40インチのテレビでDOLをやっている僕にその心配はないのです!
それと、あの、ハルカリ以外にもいくつかあってね、前にも言ったけど、「ドック紙」を「ドッグ紙」って言ってんだよね。
犬のドッグじゃなくて人間ドックとか船渠のドックだからね・・・提督の決断に出てきたでしょ!
のびT URL 2020-06-01 20:38
>しゅんすさん
むー、巻き込もうと思ったのにーw
あああああ、犬紙の件があったかあああぁぁ!
すっかり忘れてたああぁ!
これは他にも色々やらかしてんな、わたし…
あれだよ、文字で見るから勘違いすんだ!
今度から声出して確認する!
リミックス URL 2020-06-02 01:26