『抜けクリ』と白兵の「先抜け」・「後抜け」について
category: 海事/大海戦
こんにちは、のびTです。
今回は、DOLの対人艦隊戦について基本的なことを書きます。
対人に興味はあるけど、戦法や用語などがよくわからないというプレイヤー向けの話です。
1) 対人艦隊戦での沈め方、抜けクリについて
・艦隊戦では常時誰かが修理を発動しているため、普通の砲撃で相手にダメージを与えても瞬時に回復されてしまいます。
白兵も同様で、誰かが外科医術を発動するため、混乱時に白兵になるなど外科医術が追い付かない状態にならない限り、拿捕する・拿捕されるという状況も起こりにくいのです。

・そのため、クリティカル砲撃で一発轟沈を狙うのが基本です。
・ただ、相手は人間なので、船首・船尾を簡単にこちらへ向けてはくれません。
自由に操船できるのですから、当然と言えば当然。
・航行中にクリティカルを入れるのが難しいのならどうするのか?
・自由に操船できない時を狙う というのが答えです。
DOLの洋上戦闘では、白兵終了直後に硬直時間が発生するため、そこを狙って砲撃します(硬直を避ける手段もあるけどテクニックが必要)。
・これを「抜けクリ」と言います。

・「抜けクリ」は、白兵終了を示す『白兵戦終了 !!』の表示が出た直後に砲弾を発射することでクリティカルになります。
着弾ではなく発射です。
白兵終了直後に着弾したとしても、発射が白兵終了前であればクリティカルにはなりません。

2) 抜けクリには「目押し」と「カウント法」の2つがあります
・エンタークリックなどの砲撃コマンドを実行してから、実際に船から弾が発射されるまで最大1秒のラグがあるため、『白兵戦終了 !!』表示が出てから0.3秒以内(と言われている)に砲撃コマンドを実行するのが理想です。
これを「目押し」と呼びます。
・でも、人によって反応速度も違うし、ネット環境にも左右されるため、『白兵戦終了 !!』表示が出たのを見てからでは間に合わない場合があります。
・そういうプレイヤーは「カウント法」で「抜けクリ」を当てます。
・「カウント法」は、『白兵戦開始 !!』の表示が出てからの秒数を数えて砲撃する方法です。
・具体的には、白兵が「先抜け」(後述)で終わる場合、『白兵戦開始 !!』の表示が出てから1ターン目で終わるなら6秒後、2ターン目以降で終わるなら狙っている船の船員ダメージが出現してから7秒後に『白兵戦終了 !!』の表示が表れるため、「1・2・3・・・」と心の中で数え(もちろん声を出してもOK!)、『白兵戦終了 !!』が表示されるのと同時に砲撃コマンドを実行します。
見てからではないので、ちゃんとカウントできていれば「目押し」より命中精度は高まります。
「カウント法」を解説している抜けクリ動画はこちら。
3) 白兵からの撤退。「先抜け」と「後抜け」について
・白兵には先攻と後攻があり(自分がどっちなのかは、画面右下の剣または盾で判断。左側が自分)、どちらかまたは双方が撤退コマンドを選択し、それが成功すると白兵が終了します。
先攻のプレイヤーが撤退することを「先抜け」、後攻のプレイヤーが撤退することを「後抜け」と呼びます。

・白兵は、最初に先攻の行動判定が行われ、1秒後に後攻の行動判定が行われます。
白兵の終了をわざわざ「先抜け」、「後抜け」と区別するのは、「後抜け」が「先抜け」の1秒後に発生するためです。
・この1秒の差は、前述の『白兵が「先抜け」で1ターン目に終わるなら6秒後、2ターン目以降なら7秒後』にそれぞれ加算されます。

表内の黄色枠が加算された1秒。
「後抜け」は、「先抜け」にプラス1秒されます。
・撤退コマンドには、撤退アイテム使用と「素撤退」があります。
撤退アイテムには撤収の鐘、撤収の煙玉などがあり、ゲージ(上の先攻後攻画像の赤いライン)がなくなるまでにアイテム欄から選択します。
「素撤退」をする場合、同画像左下の汗をかきながら逃げている人のボタンをクリックします。
ちょっとややこしいのですが、「素撤退」は、先攻、後攻どちらのプレイヤーが選択しても「先抜け」となります。
・つまり、白兵からの撤退は、次の3パターンにまとめることができます。
A:自分が先行で、撤退アイテムを使用、または『素撤退』を選択 ⇒ 先抜け
B:自分が後攻で、撤退アイテムを使用 ⇒ 後抜け
C:自分が後攻で、『素撤退』を選択 ⇒ 先抜け
・パターンは3つしかないので、それほど苦労することなく覚えられると思います。
・でもなぜ、白兵から撤退するだけなのに、こんなことを覚える必要があるのでしょうか?
・冒頭でも書いたように、艦隊戦では「抜けクリ」で相手を沈めることがほとんど。
要するに、味方と連携して相手を白兵に巻き込み、白兵終了時に「抜けクリ」を当てるのがセオリーなのです。
・自分が白兵をしている場合、味方が「抜けクリ」を撃つことになりますが、この時、自分が「先抜け」、「後抜け」のどちらで白兵を終わらせるかを味方に伝えると、味方が「抜けクリ」を当てやすくなります。
「先抜け」と「後抜け」に1秒の差があるからです。
・伝える方法は主にチャットです。
大海戦のように2艦隊が連携しているなら『say』で、1艦隊なら『party』で伝えます。

・伝達する言葉は短くてOK。
先抜け … 「さ」、「さき」など
後抜け … 「あ」、「あと」、「@」など
最初は白兵中にチャットするのが難しく、「さ」と言っているのに撤退コマンドを入力できないなんてことが頻発しますが、そのうち慣れますw
・上の画像のように味方から「さ」と伝達された場合、白兵が1ターン目なら『白兵戦開始 !!』の表示が出てから6秒後、2ターン目以降なら相手艦の白兵船員ダメージが出現してから7秒後に砲撃するわけです。
「目押し」ができるプレイヤーなら伝達は必要ないかもしれませんが、おおよそのタイミングを知ることができるので、伝えてくれる方が嬉しい人もいるんじゃないかと思います。
4) 白兵撤退の成否判定
・白兵からの撤退について基本的なことを書いてきましたが、アイテムや「素撤退」の撤退コマンドが必ず成功するわけではない、ということを覚えておかないといけません。

上は何度かブログに掲載しているチャートです。
※「鐘」は撤収の鐘のことです。ここでは、アイテムで撤退するという意味です。
自分が先攻で、アイテム撤収の鐘で撤退を試みるとします。
この時、味方に「さ」と伝達します。
チャートだと赤枠内に絞られます。

先攻なので、白兵1ターン目なら6秒後に判定が行われます。
この時、アイテム撤収の鐘が成功すれば無事①の「先抜け」となります。
ところが判定が失敗になると、今度は後攻の判定に移り、結果はどうなるかわかりません。
運よく③になればいいですが、当然②の「後抜け」になる場合もあります。
つまり、味方に「さ」と言うのは、①になる予定であることを伝達しているわけで、撤退に失敗すれば「後抜け」になることもあります。
砲撃するプレイヤーが「カウント法」を採用している場合、「先抜け」のタイミングで砲撃してしまうため、③になってしまった時に対応できない、というのが欠点となります。
・なお、『素撤退』に失敗すると船員ダメージが跳ね上がるため、『素撤退』を使う場合は、船にOPスキル「斬り込み防止網」(白兵防御力1.3倍かつ『素撤退』成功率アップ)があることを強くお勧めします。
「斬り込み防止網」があっても、白兵に特化したプレイヤーから『素撤退』で離脱するのは困難なので、その場合は撤収の煙玉を使いましょうw
それでも5回に1回くらいしか抜けられんのじゃないかと思うこの頃・・・
「カウント法」のタイミングを覚えられるように『抜けクリ練習会』の動画をアップしました。
のびT
今回は、DOLの対人艦隊戦について基本的なことを書きます。
対人に興味はあるけど、戦法や用語などがよくわからないというプレイヤー向けの話です。
1) 対人艦隊戦での沈め方、抜けクリについて
・艦隊戦では常時誰かが修理を発動しているため、普通の砲撃で相手にダメージを与えても瞬時に回復されてしまいます。
白兵も同様で、誰かが外科医術を発動するため、混乱時に白兵になるなど外科医術が追い付かない状態にならない限り、拿捕する・拿捕されるという状況も起こりにくいのです。

・そのため、クリティカル砲撃で一発轟沈を狙うのが基本です。
・ただ、相手は人間なので、船首・船尾を簡単にこちらへ向けてはくれません。
自由に操船できるのですから、当然と言えば当然。
・航行中にクリティカルを入れるのが難しいのならどうするのか?
・自由に操船できない時を狙う というのが答えです。
DOLの洋上戦闘では、白兵終了直後に硬直時間が発生するため、そこを狙って砲撃します(硬直を避ける手段もあるけどテクニックが必要)。
・これを「抜けクリ」と言います。

・「抜けクリ」は、白兵終了を示す『白兵戦終了 !!』の表示が出た直後に砲弾を発射することでクリティカルになります。
着弾ではなく発射です。
白兵終了直後に着弾したとしても、発射が白兵終了前であればクリティカルにはなりません。

2) 抜けクリには「目押し」と「カウント法」の2つがあります
・エンタークリックなどの砲撃コマンドを実行してから、実際に船から弾が発射されるまで最大1秒のラグがあるため、『白兵戦終了 !!』表示が出てから0.3秒以内(と言われている)に砲撃コマンドを実行するのが理想です。
これを「目押し」と呼びます。
・でも、人によって反応速度も違うし、ネット環境にも左右されるため、『白兵戦終了 !!』表示が出たのを見てからでは間に合わない場合があります。
・そういうプレイヤーは「カウント法」で「抜けクリ」を当てます。
・「カウント法」は、『白兵戦開始 !!』の表示が出てからの秒数を数えて砲撃する方法です。
・具体的には、白兵が「先抜け」(後述)で終わる場合、『白兵戦開始 !!』の表示が出てから1ターン目で終わるなら6秒後、2ターン目以降で終わるなら狙っている船の船員ダメージが出現してから7秒後に『白兵戦終了 !!』の表示が表れるため、「1・2・3・・・」と心の中で数え(もちろん声を出してもOK!)、『白兵戦終了 !!』が表示されるのと同時に砲撃コマンドを実行します。
見てからではないので、ちゃんとカウントできていれば「目押し」より命中精度は高まります。
「カウント法」を解説している抜けクリ動画はこちら。
3) 白兵からの撤退。「先抜け」と「後抜け」について
・白兵には先攻と後攻があり(自分がどっちなのかは、画面右下の剣または盾で判断。左側が自分)、どちらかまたは双方が撤退コマンドを選択し、それが成功すると白兵が終了します。
先攻のプレイヤーが撤退することを「先抜け」、後攻のプレイヤーが撤退することを「後抜け」と呼びます。

・白兵は、最初に先攻の行動判定が行われ、1秒後に後攻の行動判定が行われます。
白兵の終了をわざわざ「先抜け」、「後抜け」と区別するのは、「後抜け」が「先抜け」の1秒後に発生するためです。
・この1秒の差は、前述の『白兵が「先抜け」で1ターン目に終わるなら6秒後、2ターン目以降なら7秒後』にそれぞれ加算されます。

表内の黄色枠が加算された1秒。
「後抜け」は、「先抜け」にプラス1秒されます。
・撤退コマンドには、撤退アイテム使用と「素撤退」があります。
撤退アイテムには撤収の鐘、撤収の煙玉などがあり、ゲージ(上の先攻後攻画像の赤いライン)がなくなるまでにアイテム欄から選択します。
「素撤退」をする場合、同画像左下の汗をかきながら逃げている人のボタンをクリックします。
ちょっとややこしいのですが、「素撤退」は、先攻、後攻どちらのプレイヤーが選択しても「先抜け」となります。
・つまり、白兵からの撤退は、次の3パターンにまとめることができます。
A:自分が先行で、撤退アイテムを使用、または『素撤退』を選択 ⇒ 先抜け
B:自分が後攻で、撤退アイテムを使用 ⇒ 後抜け
C:自分が後攻で、『素撤退』を選択 ⇒ 先抜け
・パターンは3つしかないので、それほど苦労することなく覚えられると思います。
・でもなぜ、白兵から撤退するだけなのに、こんなことを覚える必要があるのでしょうか?
・冒頭でも書いたように、艦隊戦では「抜けクリ」で相手を沈めることがほとんど。
要するに、味方と連携して相手を白兵に巻き込み、白兵終了時に「抜けクリ」を当てるのがセオリーなのです。
・自分が白兵をしている場合、味方が「抜けクリ」を撃つことになりますが、この時、自分が「先抜け」、「後抜け」のどちらで白兵を終わらせるかを味方に伝えると、味方が「抜けクリ」を当てやすくなります。
「先抜け」と「後抜け」に1秒の差があるからです。
・伝える方法は主にチャットです。
大海戦のように2艦隊が連携しているなら『say』で、1艦隊なら『party』で伝えます。

・伝達する言葉は短くてOK。
先抜け … 「さ」、「さき」など
後抜け … 「あ」、「あと」、「@」など
最初は白兵中にチャットするのが難しく、「さ」と言っているのに撤退コマンドを入力できないなんてことが頻発しますが、そのうち慣れますw
・上の画像のように味方から「さ」と伝達された場合、白兵が1ターン目なら『白兵戦開始 !!』の表示が出てから6秒後、2ターン目以降なら相手艦の白兵船員ダメージが出現してから7秒後に砲撃するわけです。
「目押し」ができるプレイヤーなら伝達は必要ないかもしれませんが、おおよそのタイミングを知ることができるので、伝えてくれる方が嬉しい人もいるんじゃないかと思います。
4) 白兵撤退の成否判定
・白兵からの撤退について基本的なことを書いてきましたが、アイテムや「素撤退」の撤退コマンドが必ず成功するわけではない、ということを覚えておかないといけません。

上は何度かブログに掲載しているチャートです。
※「鐘」は撤収の鐘のことです。ここでは、アイテムで撤退するという意味です。
自分が先攻で、アイテム撤収の鐘で撤退を試みるとします。
この時、味方に「さ」と伝達します。
チャートだと赤枠内に絞られます。

先攻なので、白兵1ターン目なら6秒後に判定が行われます。
この時、アイテム撤収の鐘が成功すれば無事①の「先抜け」となります。
ところが判定が失敗になると、今度は後攻の判定に移り、結果はどうなるかわかりません。
運よく③になればいいですが、当然②の「後抜け」になる場合もあります。
つまり、味方に「さ」と言うのは、①になる予定であることを伝達しているわけで、撤退に失敗すれば「後抜け」になることもあります。
砲撃するプレイヤーが「カウント法」を採用している場合、「先抜け」のタイミングで砲撃してしまうため、③になってしまった時に対応できない、というのが欠点となります。
・なお、『素撤退』に失敗すると船員ダメージが跳ね上がるため、『素撤退』を使う場合は、船にOPスキル「斬り込み防止網」(白兵防御力1.3倍かつ『素撤退』成功率アップ)があることを強くお勧めします。
「斬り込み防止網」があっても、白兵に特化したプレイヤーから『素撤退』で離脱するのは困難なので、その場合は撤収の煙玉を使いましょうw
それでも5回に1回くらいしか抜けられんのじゃないかと思うこの頃・・・
「カウント法」のタイミングを覚えられるように『抜けクリ練習会』の動画をアップしました。
のびT
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